1万5000年前の暮らし

●社会
貝塚や住居跡を囲むように馬蹄形(U字型)や円形になっていることから集団に一定の規律の規律が存在したらしい。また、住居の大きさにはほとんど差がない事から、貧富の差や身分の差はなかったと考えられている。 

● 精神生活…自然に依存した生活の為自然現象を崇拝をしていた。
アニミズム…自然現象に霊威を認める。
呪術的習俗…超自然の力により、目的を達成使用とする。
土偶…女性をかたどった土人形。多産と豊かな収穫を願う。
石棒…男性を表現した石製品で生命力を祈る。
屈葬…手足を折り曲げて葬る。
抜歯…成人になると、犬歯・門歯を左右対称に抜き取る。

●交易
黒曜石・サヌカイト・ひすい(硬玉)が各地で発見されていることから、遠方の地域との交易が考えられる。