すっげー昔に、「知られざる世界」みたいなTVで火縄銃の製法を再現してた

ます、芯ガネになる鉄棒に、長い帯状の鉄板を熱して叩いて巻きつける
安物の銃身は、長手方向に一回で巻いて終わり(うどん張りとか言ってた)
高級品は、その上に螺旋状に細い板を巻き付けていく、最高級品は逆回転でその上にさらにもう一回巻く
これは、銃身の全長まで巻く
その後、芯ガネを抜いて、むっちゃ長いリーマ状の刃具で銃身のボアを仕上げる

難しいのは尾栓で、まず凸状の鉄棒を作って、ネジとなる部分に糸を螺旋状に巻き付け、その糸を頼りにやすりで雄ネジを成型
次に、銃身の端を加熱して、上記で完成した尾栓の雄ネジを押し込み叩くことで、現合で銃身にメネジを成型する
すまり、タップなしでメネジを作る

あとは、銃身の外周断面が8角形になるよう、やすりで整える。

これで銃身が完成!
昭和の銃身「昭和丸」って命名してたね