カメラが盗難にあった場合はどうなるのか?

カメラ屋は、これは怪しいというものが持ち込まれたと分かるときは、
警察から盗難品の照会が来るまでに、即座に売らないと返却や賠償をしなければならなくなるので、
テンバイヤーがすぐに買いやすいように破格の値段のジャンクで売るときもある。

窃盗の犯人は、警察からの照会があったと同時に即座に捕まるのだが

照会以前にすでにカメラがテンバイヤーに渡っていたらそこでナンバーは記載されずに、
「照会不能」になってどんなに大切なものであっても盗品は買い戻すことができなくなる。

いまの日本の現状としては、

犯人の逮捕と、
テンバイヤーという古物営業法違反で盗品売買などを繰り返している
怪しい人たちの身元がハッキリわかるだけで、あとはネットで盗品が転売され続けるということ。

これはオクやメルカリに
非常に重大なただひとつの欠陥があるからにすぎない。

彼らも古物商であるのにもかかわらず、
シリアルナンバーを一切記録しないのだ。