「東京都が尖閣諸島を買います」という石原都知事の発言が物議を醸し出しています。

国の防衛は日本全国民の義務であり、東京都民だけの義務ではありません。
東京都民の税金だけでそれを行うのはあまりの支離滅裂。

東京都民のコンセンサスも得ず、自分の思想や意志に基づいて結論を出すということは独裁者にも似たやり方。民主主義国家の日本で通用するはずがないでしょう。

また、国を凌駕して、都が勝手に国政に手を出すということは聞いたことがありません。会社レベルで言えば、課長なる者が部長を跳ね除けて、「おれが会社を救うんだ」と豪語するのと同様。周りは、まぁ、何と血気盛んで傍若無人な課長なんだろうと呆れてしまう人が多いはず。

http://jckwaon.at.webry.info/201204/article_12.html