>>880
ALSを持ち出したのは進行性疾患としてのALSの病態を話題にしたいからではなくて、
何を経験するか自らの意志では選択しにくい状況を想像する助けとしてだってことすら
理解できないのかねw

これから先に起こることを選べるということは、これから先に起こることを予想しているということでもある。
人は梅干を見ただけで唾が出たりする。梅干しの酸っぱさを体験したのはいつだろうか?
想像したときか?口に入れたときか?

デジャブというのがある。初めてなのに以前に経験したことがあるように感じる現象だ。
別にめずらしいことじゃない。ひどく疲れている時などには、誰にでも起こりうることだ。
もちろんデジャブは認知的錯誤に過ぎない。しかし、人が過去に経験していないと確信できる一方で
確かに記憶があるとも感じることがあるのなら、その人の心的現実としては記憶は経験の従であるとはいえない。

君みたいに自己決定を当然視している限り、ヘプタポッドの心理について想像することなど
思いもよらないことだろう。