ナラタージュ有村架純その4
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ファンと言うのは溜まった池の水のようなもので限りがある
流れる水のような一般の人を惹きつけないとなかなか大ヒットは生まれない 「私ではあなたの力になれませんか」
と泉が言うと葉山先生はきっぱりと首を横に振った 行定勲監督が松本潤をこの映画に誘うとき
普段の40%の松本潤で演技して欲しいといって口説いたのは
咄嗟に思いついたことに違いないと以前思ったのは間違では無かったと原作を読みながら思った えっ40%!? 結果的にこの悪魔のような囁きが殺し文句になったのだ 葉山先生はグズグズしているようではっきりしている時も多いのだ 番宣で有村が言ってたが
目の奥が無いとか目が死んでいるとか有村に思わせたのは松本潤のやりすぎ 原作で小野くんも「葉山先生はどっちかといえば社交的だね」と泉に言っている 東京近郊の街を架空の街にしたのは小川プロデューサー
松本潤に40%の存在感を要求したのは行定勲監督 興収一億にも満たず爆死したリバ-ズ・エッジもこのコンビ でう評価したらいいかわからない
分かることは映画は水物 葉山先生が普通の男で泉が普通の女で
東京が舞台のナラタージュだったら爆死していたかもしれないしヒットしていたかもしれない キャストも博打設定も博打 打ってみなくちゃあ分からない
目をつむって振ったらホ-ムランになることもある 振らなきゃあ可能性0 それは俳優も同じ
主役級の俳優はいつも評価に晒される 割と気楽だったとこにひよっこ
辛い目にあったおかげで耐える自信がついた 映画出演がしばらく無かったから気が休まっているかとおもったけど
DVDだの写真集だの責任を感じなければならないことやっぱり多いんだ スタ-になっちゃったんだからしょうがないけどあんたにぶら下がってる人多いもんね 本当は数字なんか気にしなくてもいい脇の脇でちょっと出て
キラッと光る架純ちゃんをいつも絶え間なく見ていられたらと
ファンとしては思うけどもう無理だからなあ 一方では
打席に立つ三番バッタ-有村架純のホ-ムランも見たいなんて好き勝手を望むのもファン この5月9日にナラタージュのブル-なんとかとDVDkが発売されるらしい 「純愛ラブスト-リ-」だって
上映されたときはたしか
「禁断の純愛ラブスト-リ-」じゃあなかったかな いつの間にか激しい濡れ場が歌い文句になりそれを期待して見に来た客もいただろうが
濡れ場らしい濡れ場は一つもなく期待はずれと文句を言うレビューもあった 禁断と聞けばそんな場面を想像するがないから禁断を取ったのかな 最初から純愛映画にすればよかったんだ ラブスト-リ-はいらない それはともかくほかのスレで映画ナラタージュの主役は誰かで口喧嘩があった >>549
文中のDVDKのKは余分 わかりきったことだけど念のため 原作は工藤泉の一人称で回想が書かれ
映画でも出ずっぱりな泉役の有村が主役かなと思うが
松本潤の著名度を考慮すればW主役が妥当かなと思ったが 5月9日発売の広告にはハッキリ
主演 松本潤 ヒロイン 有村架純 と記されている 主役ではないんだから有村架純のファンは数字を気にして買う必要はないんだ
もちろん買いたい人はかえばいい ナラタージュが発売される前の4月27日に
「有村架純 カナダ大自然の旅」が日本放送協会から発売されるんだって 4104円(税込) ちなみに ナラタージュ DVD5800円(税別)
ブル-なんとか6800円(税別) ひよっこの撮影開始からカナダの旅までまるまる一年
芯まで疲れきった拘束代なにで払ってくれるのかな 昨年秋のナラタージュからこっち映画がないとこを見計らっての企画ファンの懐具合も考えているのだろう カナダの旅ノルウェイの旅に比べいまひとつ元気がなかった 心配だ 写真集 ナラタージュ カナダ の全部買うつもりなら写真集に それが有村のためにいいだろう 愛は惜しみなく奪うというが愛は何を惜しみなく奪うのだろう だからヒトを愛するということは自分の時間を与えるということなんだ 泉は葉山先生を愛していたわけではなく言うならスト-カ-だし一緒に死んでもいいなん思っていない でも電車に飛び込むのを諦めたときこの人を好きだと思った 心の支えになった葉山先生を逃すまいとスト-カ-にならざるを得なくなった泉 しかし葉山先生に「私ではあなたの力になれませんか」
と言って迫っても首を振る葉山先生の指一本にも泉は触れることきできなかった 体調が悪いから稽古休むとクロちゃんから聞いていたので心配になって次の日も家に行ったが留守だった 彼が行きそうな場所を訪ね歩きようやく夜11時すぎバスタ-ミナルのベンチに座っている彼を発見した 「私に出来ることかなかありますかなんでもします」
「僕が一緒に死んでくれと言ったら」
「一緒に死にます」 それから葉山先生のマンションに行き例のシャワーの場面になる 歯がカチカチぶつかるようなキスだけしてバスル-ムを出る 彼の別れた奥さんに違いない感じのいい女の人の写真があった
「奥さんだった人ですか」と泉が聞くとちょっと黙っていたが「今でもそうなんだ」と葉山先生が言った 工藤泉がはじめて男性に接したのは何時で誰だったかはどこにも書いてないし映画でもわからない 小野くんが初めてだとは原作を読んだ限りでは思えない 高校時代葉山先生とはそうゆうことはなかったはずだけど 卒業の時例の社会科準備室で不意にキスされただけだよねえ 高校時代と大学に入ってからとがこんがらがってしまう 全編回想だから注意していないとわけがわからなくなる時がある 葉山先生としたのは最後の方
小野くんではなく葉山先生でもないとしたら誰?何時? 小野君と初めてしたあと
「小野くんがほかの女の子とそうゆうことをしている時を想像した」と泉は言った そうゆう泉は初めての時のこと初めての彼のことを思い出さないのかな まさか まさかのまさか泉も柚子ちゃんと同じ目に…… だいぶ前のことだが時々思い出すと衝動的に死にたくなる
葉山先生が現れ飛び込むのをやめた時もそんな時だった 葉山先生にまとわりついたのも葉山先生なら汚れたからだを清めてくれそうな幻想に取り付かれたかも もしそうなら
自分が死ぬ代わりに柚子を殺しその言い訳に新堂君宛てに長い手紙を書いたのだ 小説の冒頭
東京の映画配給会社に就職して数年たった泉は結婚する予定の男と巻尺を持って新居を見に行った 借りる予定のマンションまで行く川沿いの道を歩きながら
「君は今でも俺と一緒にいるときに、あの人のこと思い出しているのか」と彼が訊いた 「見えるよ。君に彼の話を聞いた夜から、俺は君を見ていてずっと思っていた」 じいっと立ちすくむように川を見ていると、ふいに、となりで黙っていた彼が口を開いた 「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人のことを思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいと思ったんだ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています