そもそもなんでアナもエルサも一緒にやってきたクリストフに対して
彼がちょっと一時的に席を外しているだけなのに
目印も何もない場所で、どこに行くとも伝えず勝手に去ってしまったのか。
戻ってくるのを待ってから一緒に行けば良かったんじゃないのか

ついでにやっぱりこの作品では男が全然役に立ってない。
前作ともどもそういう作風なんだろうけど、
クリストフが役に立ったとおぼしき場面は
土の精霊に石を投げつけられているシーンでアナを助けてダムまで走ったところだけ。

いうまでもなくノーサルドラの森まで行くために
クリストフの所有物であるトナカイのスヴェンを借りた時と同様
クリストフ自体は全くいらない。
スヴェンだけで充分。

(ちなみに作中で流れたミュージカルビデオでは
 ボヘミアンラプソディっぽいクリストフが森の中で迷うやつが一番出来が良かった)

それからエルサが女王を退位して森にとどまり
アナが新しい女王になる事が決定するようなタイミングでアナに告白し
次のシーンで女王になったアナの姿がお披露目されるんだが
まるでアナ本人だけでなく王位の座まで狙っているような
イヤらしさがあってダメだった

ひよっとすると映画を鑑賞した世界中の幼い子供たちに
男性に対するマイナスイメージを植え付ける事を目的として作られた前作同様
わざと観客にそういう印象を抱かせるように作ったのかもしれないが。