水道橋と玉袋は才能の有無で言えばある側の人間で生まれてきた
2人ともだけど、人間なかなかあんな顔と体型と声で生まれてくるもんじゃないし頭もいい
彼らにはお笑いをやるうえでアドヴァンテージがあった
これは殿が水道橋博士などという軍団メンバーとしては例外的にいい芸名を与えた（玉袋は置いておいて）り、浅草キッドと名乗ることを許したり特権的な待遇を与えている
ことでもわかる
これは軍団の中では異例なこと
しかしその彼らが何故プロレスネタとかヅラいじりとかアサヒ芸能の帽子とか他人からするとまったく笑えない内輪ネタばかりに走ってしまったかというと、
これ確か水道橋が殿から直接言われたって話だけど「ファン気質が強すぎる」んだよね
彼らは自分を脇に置いて殿とか猪木とか小倉さんとか『アサヒ芸能』というブランドとか周富徳とか金萬福に夢中になってしまう
殿に言わせれば「お前たちは他人を愛しすぎるよ」だよね
芸人はもっとリゴリスティック（厳格）に自分ののし上がりと芸に集中して脇目も振らないように精進しないと駄目