【小野田少尉】ONODA 一万夜を越えて【遠藤雄弥 津田寛治 仲野太賀 諏訪敦彦】
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終戦間近の1944年、陸軍中野学校二俣分校で秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎は、
劣勢のフィリピン・ルバング島にて援軍部隊が戻るまでゲリラ戦を指揮するよう、命令を受ける。
2021年製作/174分/G/フランス・ドイツ・ベルギー・イタリア・日本合作 原題:Onoda
劇場公開日 2021年10月8日
オフィシャルサイト
https://onoda-movie.com/
劇場情報
https://zounoie.com/theater/?id=onoda
監督 アルチュール・アラリ
小野田寛郎(青年期) 遠藤雄弥
小野田寛郎(成年期) 津田寛治
鈴木紀夫 仲野太賀
小塚金七(青年期) 松浦祐也
小塚金七(成年期) 千葉哲也
小野田種次郎 諏訪敦彦
末廣少尉 嶋田久作
谷口義美 イッセー尾形
赤津勇一 井之脇海
島田庄一 カトウシンスケ
黒田 足立智充
早川少尉 吉岡睦雄
兵士 伊島空
生徒 森岡龍 クローズアップで対象の人物そっくりってすごいことだわ。
特殊メークでもCGでもないのは明らかだし。
小野田さんの体臭すら感じられる。 呼ばれたような気がして来てみた
ちらほらいた若い女たちの目的はなにか?
津田寛治か遠藤雄弥か
それとも他にあるのか 太賀目的で見たけど面白かった
遠藤雄也や津田寛治も良いが井の脇海も良かった 小野田少尉との三ヵ月「幻想の英雄」
こっちを原作で映画撮れよ 若い女たちだって男たちだって普通に映画を見るんじゃないの? 予告やチラシ、ネット記事でもなんでも目にして
興味があれば映画見に行くだろ…
なんでいちいち女が女がって気にするのか理解に苦しむ
目的を推測してどうしたいんだよ ただ人間のドラマが見たいのに
性別年代は関係なくね >>169
その方が人間ONODAの本質を表現出来るだろうけど、それでは物語りや興行としては成り立たない。 >>175
する訳ないだろう
ロケもフィリピン人に考慮したのだろう、現地でやってないのに。
フィリピン政府は罪を恩赦しても、島民は殺人鬼を許してはいないだろう。 女がよく触れる媒体でONODAが取り上げられ
津田寛治や遠藤雄弥のシーンやボーイズ・ラブとかを匂われる編集をして見せ
女に興味をもたせたのでは
という仮説を立ててみた 単館系の映画なんて大体女性客のが多いのに、なぜこの映画に限って女性客が珍しがられるのだろう?
戦争映画ということで普段単館系観ない層が多いのかな
この作品はメジャー作品扱いだけれどね >>178
一人か二人そういってる奴いるだけだから 軍帽の星がフェルトなのが可愛かったんだが
小野田さんのこの本、古本屋で入手したんだけど、どなたか宛の直筆サイン入り
遺品整理で回ってきたものなのかな?
https://i.imgur.com/AmfNer3.jpg
https://i.imgur.com/YAs7ewO.jpg >>178
名前忘れたけど自主制作に近いアニメで
女が1/3くらいいたにもかかわらず
「こんな映画に来るなんて奇人!」とか女性客に向けて発言して
炎上した監督がいたぞ
去年くらいの話 あとミリオタに近い狭い視野の男オタクさんは
「女はこういうものに興味を持たないに違いない」
という思い込みが強い 別に奇人でも良いんじゃないの?
その他大勢と同じでないとダメなんてのはつまらない価値観
人それぞれ色々なモノに興味があるのは普通のことだよ 反戦や記録映像見るような心境で戦争映画を見る人もいるだろうになあ 同じ監督が撮った戦争映画でさえ
「独立愚連隊西へ」と「日本のいちばん長い日」と「肉弾」と「沖縄決戦」はまったく違うタイプの映画だし
当然ながら観客の映画の視点もまるっきり違ってくる
戦争映画と一括りで捉えること自体が乱暴なんですよ >>181
この字で日記かいてたんだな…
小塚がいなくなってからは
日付だけになっていて悲しかった 映画のなかで手帳に書いてた下手文字はなんだったんだ? >>181
>>189
いや本のサインはあの下手文字とは段違い
映画ではなぜ下手文字設定にしたのか? 谷口少佐はとぼけていたのか本当に忘れていたのか………。
あっさりフィリピンにやって来たけどw やっぱり暴露本みたいに仕組まれてたのかなぁ?
亡くなられてるからどうしようもないけど。
なんかでも触れてはいけないような雰囲気はあったね。 あんな小さい帳面に鉛筆で書くなら
そんなきれいには書けんもんだぞ
それに日記の字も別に悪筆ではなかったように思うが 指令文もしっかり読めている
ボケてはいない
戦争のことを忘れるわけがない
本屋に青年が来たときはとぼけてたんだよ
しかし戦争の本は置かなかった
体制側の人間だったことを後悔していて忘れようとはしてたんだ∀ そうか、けじめか
体制側だったことを恥じるなら(この辺は異論もあると思う)、小野田を呼び戻すことがけじめだったのかもしれない
青年がどう説得したのかも知りたいな 実際の小野田自身が上官の命にのみ従うと言ってたのも
けじめだろうし意地だろうな
御国の命に服していたわけだし
部下の犠牲もあった
終わりましたかそうですかとホイホイ帰れないだろう
住民の報復の危険もあったけど >>197 >>201
そもそも、谷口少佐は直属の上官じゃないし、任務を伝えたのは高橋少佐だからね。
谷口さんが、覚えてなくても知らなくてもボケてるわけじゃない。
『彼はこのとき初めて別班長の谷口義美少佐に会った。
二日後、彼は他の五人とともに杉兵団配属ときまり、谷口少佐にともなわれて同兵団司命部に行き、情報参謀の高橋という少佐から口頭でルバング島行きを命じられた。「小野田見習士官はルバング島へおもむいて、同島警備隊の遊撃戦を指導せよ」という内容であった。』
>203
鈴木青年の説得だけじゃなく、国・政府から説得しているだろう。そっちが効いてるんじゃない。 >>206
その辺はナレーション説明かモノローグがあったのかな
はずかしながら細かくは覚えておりません
映画じゃ10名程度だったが中野学校の生徒が何人いたのか?
100名以上いたら一人一人の顔や名前は覚えてないね >>206
つか、映画の話と史実をゴッチャに話してる 鳥肌実は陸軍中野学校を主席で卒業
その後キセルで単身ドイツに渡り
ヒトラーユーゲントに入った >>206
映画の中の話では確か津田小野田は谷口とあと誰かを指名した
その二人の命令になら従う
津田小野田にとって谷口は上官だった
ということではないか 戦時においては上官が斃れることはザラだから
そういう時は階級が上位の者がすぐ代われることになっている
特定の個人の命令にしか従わないというのは本来軍規違反で
あくまで上官の命令に従うというのが筋
まあ帝国陸軍はとっくに解体されてたわけだが もしかりに大元帥陛下の命令があったとしても直属の上官の命令の方が優先するときいた >>213
それマジっすか
恐れ多くも天皇の命令も無視ですか? もう少し在比のアメリカ軍との戦いも見たかったな
レーダーサイト襲撃のシーンもなかったし
銃の弾を盗むシーンもなかったな
ルバング島のジャングルでの孤独感はよく表現されてて全体の映像美は良かった 子供の頃にニュース見て衝撃だった
30年ぶりに帰ってきた兵隊として悲劇のようでもあるがヒーロー的な扱いもされてたような
その時は小野田がフィリピンで犯罪行為してた事は報道されてなかったように思う
小野田も任務を解かれてない戦地と思ってるから犯罪意識もなかったんだろうけど >>219
あの頃は30年もの長い間ジャングルで生活してた点がとにかく衝撃
まだ小さかったからそこしか覚えてないし
小さな子供でもそのことは衝撃だった
食べ物は何だったんだろうとあとになって漠然と考えてたくらい
映画の中にあった米盗んだり島民を殺していた?なんてことは話題にもなってなかったんじゃないかな
ひたすら長いジャングルで生き延びていたことが報道されてたんじゃないかな?
まだアメリカを今ほど好意的に思うようになるかならないかの時代だったような気がする 映画のポスターにもなってるシーンで亀の甲羅みたいに葉っぱを背負ってカモフラージュしてるけど
かなり見通しのいい場所を周りを気にする様子もなく歩いてるなあと思ったわ
川で洗濯とかしてるのもあそこも見通しいい場所よなあと思ってたら長年の連れが案の定殺られちゃったけど >>219
>小野田も任務を解かれてない戦地と思ってるから犯罪意識もなかったんだろうけど
実は戦争は終わっていて軍が解体していることも知ってたけど、さんざん島民殺したから裁かれるのが嫌で潜伏を続けていた、というのが最近の解釈らしいよ
日本政府は日比賠償権協定で公式には賠償責任は解決済みとしているが実際は3億円もの解決金を支払った、なんて事実も当時は報道されなかったような気もする >>224
そういう意識はあの戦争じゃあったのかな
敵国人は兵士も民間人も殺せば英雄くらいに思ってたとかじゃないんだろうか
事実はどうか分からないにしても
千人斬りして英雄としてもてはやされてた話もあるし戦争犯罪としては伝わってない
多分あれ兵士相手の千人斬りじゃない話だと思う >>224
日本もアメリカも民間人殺しは普通にやってたし
ただエリートだった小野田は他の兵隊より認識はあったかもね
うーん死んでしまった人のことだから分からん
米英に対してゲリラなどで総力戦を仕掛けようとしてたわけで
現状分析力はどうなのかなあ? >>223
当時の賠償金3億は今は10倍くらいになるらしいね
フィリピン政府も犯罪者として扱わなかったとか
それどころか兵士の見本として英雄視する人もいたとか
身内殺されて恨みも持ってる人もいたから小野田を日本に送る時は護衛も付けてたらしいね
日本政府としても小野田を犯罪者というより戦争被害者として金を出したんだろうな >>223
なんかそんな話聞くとだんだんイメージ変わるな
当時は忍耐強い兵士というイメージで報道されてたと思うけど
民間人殺した報道は全くなかった
生きていくために米盗んだり家畜殺したりは仕方ないとしても
晩年の穏やかな表情見ると民間人殺してたように見えない 兵士でなく軍人な
当時のいい加減な報道で日本兵と書かれるのをすごく嫌ったらしいね
やってたことはともかく、モノノフの心意気は持っていたんだろうね 理由はどうあれルバング島に29年間も潜伏したのは間違いないから小野田さんは大日本帝国の被害者だよな
青年期から中年までをジャングルで過ごしたんだから
普通に日本で暮らしたら結婚して子供も成人してるくらいまでいたんだから >>229
将校と兵の違いを意識してない人間が多いとは思うよ キャリアとノンキャリみたいなもんだろうが
外野から見れば小物の拘りだろうな >>233
その認識はちょっと、軍隊を知らな過ぎるぞ 軍の将校がどれだけエリートなのかとかわからないとか、外野っていうのは馬鹿の集まりなのか?
俺は外野でも内野でもなくただの常識人だけども。 知らんでしょ
徴兵があるわけでもなし
自衛隊の防大卒と一般募集に置き換えて想像する程度だ 学校でマトモに近代史を教えないことが日本の白痴化に拍車を掛けてる気がするね
乙巳の変よりは満州事変をちゃんと教えるべきなのだよ WW2の頃の日本軍はわからないけどだいたいどこの国も大学出てれば少尉(3等陸尉海尉空尉)で将校だったりするけど
叩き上げの軍曹の上に学卒2年目ぐらいの少尉がついたり 関係者が存命中の近代史は学校で触りづらいだろうけどな。 自分の親くらいの部下が付くこともあるってよ
命令はしなきゃならないが「〇〇しろ!」とは言いにくいので
「〇〇実施!」と言い換えて折り合いをつける人もいるという >>239
胡桃沢耕史は拓殖大学卒業で少尉どころか乙官
小野田さんに付いてはNHKのアナザーストーリーで別の視線から見てるのがあって(録画して保存してた)、殺された現地住民の家族複数にインタビューしていて英雄としての彼とは異なる面を紹介してた >>240
近代史をやると歴史的解釈とかでネトウヨとか中韓とかが色々とうるさいからな
結局厄介事を避けるためにあまり教えてないとかホントに頭悪いと思うよ
少なくとも明治維新以降の日本の繁栄と失敗には学ぶべきことが山ほどあるのに 小野田さんは横井さんのことをすごいバカにしてたな
あいつは逃げ回っていただけだ、一緒にして欲しくないって 逃げ回るのが
なぜダメなのかって話だが
帝国軍人エリートだから仕方ないか >>247
戦争やってるんだ。敵前逃亡は銃殺されても文句は言えないぞ。 きれいに散れ教育された普通の兵隊と
死んではならぬと教育された特殊部隊との違いもあるしな 横井さんも軍曹で部下数名を指揮してゲリラ戦するつもりではいたんだけどな、
結果的に地下壕に隠れてほとんど戦闘することなくサバイバル生活に特化していたからな
小野田少尉は徴用のための戦闘を繰り返し、来たるべき大反撃に備えていた(本人談) 山賊まがいのことやってて聖戦もねーわな
見ようによっては連合赤軍の山岳ベースと変わらない
彼らも同志が呼応することを期待して潜んでたわけで
思想と稚拙さと仲間を「総括」してたこと以外はそう変わらないとも言える 戦争という大義があるから食料奪うことくらいは小事にすぎない
その時中野学校の教えにこの戦争は欧米列国からのアジアの開放という教えがあったのかどうかは知らんけど
俺が戦時中に生きていて小野田の立場にあったなら同じことをしたと思う >>253
「戦争」を「革命」や「斗争」に置き換えれば新左翼でも通用する
中野学校では天皇機関説や左翼思想も教わったそうだな
そういうのもあることを知っておけと 終戦直後とかに引き上げてたりしたら
フランキー堺みたいに死刑になってたかもしれないから
ずっと隠れて時期を疑ってたの?
現地人殺しまくってたのに無罪放免だったんでしょ? B,C級戦犯の扱いは酷かったらしいな
裁判も形だけで復讐の的にされたという 馬鹿正直の上にもう一つ馬鹿がつくらい正直に自分の任務を全うしたってことだろ
日本が負けたのも知ってても自分の判断は置いといてひたすら任務を全うした
馬鹿の一言で片づけるのが簡単だけど、そういうことでもない 現地人に接触することも危険だし指示伝令が来るわけもない
戦争という極限状態で一歩でも間違えば死だ
ラジオさえ新聞でさえ信用ならない
小野田の行動は必然だったように思う
つか小野田は終戦をどこで気づいた? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています