喪失と孤独。とにかく暗い。。会話重視の作品で全然ユーモアがないホン・サンスって感じでした。不思議な世界観だけどじっと見てるのが辛い。結構精神的に達観した方向けかも。青酸カリのおっさんが怖かった。イギリス暮らしでソウルに帰国した小説家の追回想録。実生活と虚構、自分の執筆するものの間の境界がだんだんぼやけていく。全3章構成。神秘的な仏教の僧侶の話をする"ソン・ハ"が面白かった。小説には興味がなく、生々しい人の記憶を買いたいバーテンダー、元恋人に関して悲劇的な記憶を持つ編集者。