アリさんは強い。アリさんアリガトウ。これからは昆虫の世の中ですね。
①だんだん馬鹿らしくなってきた。量子力学を持ち出してくると何でもアリか(まあ、実際何でもアリみたいですね)。でもそうなってくると魔法の世界とどう違うのかしら。
映画のビジュアル技術が発達しただけで話の外枠は『オズの魔法使い』とそんなに変わらないように思う。
MARVELの原作コミックは読んだことがないけれども、MARVEL映画の作り手達はこれからどう話を拡げ収束させていくのだろう。
私の頭が固くなっているだけで、子供であれば無条件でこの世界を受け入れられるのだろうか。
まあ確かに小学生の時はウルトラセヴンが自由に大きくなったり小さくなったりを疑問もなく受け入れていたけど。
②ただ、仮に最新の量子力学の理論に基づいていたとしても、もう少しセンス・オブ・ワンダーが欲しい。
最近亡くなったラクウェル・ウェルチ(RIP)の出ていた『ミクロの決死圏』は特撮はずっとチープだったけどもっとセンス・オブ・ワンダーに溢れていたように思う。
コミックスが原作の映画にそこまで求めるのは酷なのか(『ミクロの決死圏』も手塚治虫のマンガのパクり疑惑があったけど)。
③スコット父娘の愛情が一応泣かせ処かもせれないけれど、そんな危険な実験をする前に回りにいる専門家達(ジャネットやホープ)に先ずは相談する素直や娘に育てるべきでしたね。
④ミッシッル・ファイファーもお年の割にはアクションに頑張っておられたけど(大体がスタンドインか)、重要な量子世界の実状を同じく量子力学を研究している夫や娘に長い間秘密にしていたのもあり得ないでしょう。
⑤一応一件落着したみたいだけど、深刻な状況は変わらないのでジョン・セバスチャンの「Welcome Back」の穏やかな曲に合わせてノンビリ歩いてる暇なんかなくてアヴェンジャーの他のメンバーに知らせなくて良いのかしら。
⑥ということで殆ど感心しなかった本作だか、量子力学をちょっと勉強しておいたほうがよいのかな、という気にさせてくれたのどが鑑賞して唯一の良かったことかな(早速にAMAZONで入門書らしきものを二冊買ったけれど、全くの文系人間でま私に理解できるのか自信なし)。