死は終わりではない。
喪失とどう向き合うかがテーマになってるフェーズ4を体現する作品
ティ・チャラを亡くしたワカンダ
深い喪失感に駆られながらも強い意志を持って立ち直っていこう、継承していこう、を訴えてくるストーリーは同じくチャドウィックを亡くしたMCUファンの俺にも、とても刺さった。
兄の死から逃げる様に研究に打ち込み、伝統や儀式に嫌気が差してるシュリ。エムバクのセリフにもあったけど、本当ならシュリはまだほんの子供なのに…多くを失い、愛する国の象徴を継承する決意をする姿は大切な同胞を亡くしたレティーシャとしての強い意志も感じた。
ラモンダの演説やオコエのコメディ要素など見どころもたくさんあって満足できた。
タロカンの王ネイモアも民を守るため、国を守るため、地上に赴く姿とその気高さはめちゃくちゃかっこよくて魅力的なキャラだった。
そして、キルモンガーがティ・チャラの偉大さを煽った影響や、愛する母の助けもあり、最後にシュリがとった選択…
ブラックパンサーが帰ってきた。
そして、ブラックパンサーは帰ってくる。