ずっと喪中だった。

ストーリーは王ティ・チャラが亡くなったワカンダにタロカンが攻めてくるというお話。

 最初にティチャラが亡くなるシーンから始まるのはそこやっちゃうんだ...って思ったと共に泣きそうになり、そこから葬式のシーンでより泣きそうになり、いつものマーベルのロゴ映るシーンで全部ティチャラで泣きそうになったのは始まりとしてはとてもよかったと思ったけど、そこから切り替わって前を向くのではなく、OPが明けてからもずっと下向いた状態で進んでってシュリもラモンダも兄・息子を失ったことに悲しみ続けてて暗い雰囲気の中、ネイモアが交渉しに来て圧倒的に不利なのにほぼ何も考えずに戦いを挑んでいくのはこれはなんなんだろう...となった。果たしてこれはヒーロー映画なのか。このジャンルがあるとするならこれは葬式映画だと思った。といっても、俳優さんが長いユニバース作品の一部になったということ自体は今まで見たことなかったし素晴らしいことだとは思っている。
 あとはタロカンの襲撃シーンが怖すぎる点について。最初の海底の襲撃シーンは暗すぎるし、最初にワカンダに侵入してくる時も水からスーって出てくるのが例えが思い浮かばないけど怖かった。