8K放送をNHKが始めるのは2018年末。
まだ1年あるが、よく指摘されてる問題点は次の通り。
(1)他の民放は様子見。つまりコンテンツが少ない。
(2)受信チューナーの購入が別途必要。試作品のデカさを見る限り値段が高そう。
(3)100万円という価格は業務用としては安いのでB2Bは普及しそう。しかし、一般カスタマー向けにはまだまだ高い。
(4)8K高画質は業務用途は効果を発揮するだろうが、一般カスタマーは4Kで十分じゃね?というそもそも論。

NHKの肝入りではあるので国からのバックアップはいろいろと得られるだろうが、それでも不安要素は多い。他社が二の足を踏むのはよく分かる。
コンテンツについてはシャープ、ホンハイが独自のものを用意するとのことだが、「スマホ向けの専用TV局なら成功しそう!」という事前予想を大きく外したnottvの失敗が頭をよぎる。
(スマホ用動画配信サービスはライバル多すぎた)
TV離れ、高額商品離れが著しい若い人は8Kコンテンツはあまり興味無いだろうが、中高年裕福層ならある程度は興味は持つだろう。
やはりコンテンツはヲタ向けだったり、アダルトが効果的だろうが、どこまで購買意欲を喚起出来るのか…

ここは経営資源を8Kに集中させないと成功は難しいと思う。
だからBS売却は可能性高いと思う。