https://media.rakuten-sec.net/articles/print/11803
富士通の第3四半期決算はネガティブ

 構造改革を加速している富士通ですが、なかなかその成果が目に見える形で出てきません。肝心のICTサービスの収益性が上がらないからです。

 1月31日に発表した、第3四半期(2017年4〜12月期)決算は、ネガティブでした。
今後、利益を稼ぐ中核とみなしているITソリューションやインフラサービス事業の収益性が悪化したため、営業利益は前年比で▲29%の減益でした。
国内、海外ともに不採算プロジェクトが発生しました。
採算度外視で受注を取りにいく体質がまだ完全には改まっていないのでしょうか。