それでも、富士通は、2018年3月期通期の純利益が前期比63.9%増の1,450億円と、最高益を更新する予想を据え置きました。
ITソリューションやインフラサービスの利益下ブレ(約300億円)を、携帯電話事業の売却益などでカバーする内容です。
一時的利益に支えられて最高益を更新しても、評価できません。

ICTサービスで成長する姿がまだきちんと見えてきていないので、富士通へ投資するのは、時期尚早かもしれません。
ただ、やるべき構造改革を加速させていることを勘案すると、来期(2019年3月期)以降に、その成果が出ることを期待し、少し投資してみても良いタイミングに入りつつあると考えています。