22日付で野村好弘執行役副社長は代表権を失い執行役専務に降格、

羽広昌信執行役を事実上解任した。

月額報酬の減額は、田中一行会長と丸山寿社長が50%、

その他の執行役11人は20〜30%をそれぞれ12月から3カ月分減らす。

田中会長は日立製作所の取締役を22日付で辞任した。

調査委が社内のメールを調べたところ、

野村副社長は執行役だった

2008年に不正検査の内容を示す添付ファイルを見落としていたことが判明。

羽広執行役は

同年に検査結果の改ざんと不適切な製品の出荷を決定していたため、

それぞれ重い処分を下した。

三重県名張市の工場では不正発覚後も不適切な検査を継続。

埼玉県深谷市の工場では9月まで不正を隠し、

品質保証部門以外に開発部門でも不正があった。