「ソーシャルメディア空間では、各種の感情の中で『怒り』がもっとも拡散されやすい」

という科学者がいる。数理モデルやビッグデータ分析を駆使する計算社会科学の手法で

「SNSを通じたコミュニケーション」の仕組みと関わろうとする、名古屋大学だ。

人間は客観的に情報と向き合っているのではなく、

自分の信じたいものだけを受け入れる傾向があるとも指摘する。

「これからは『すべての人が(そこそこの)インフルエンサー』という時代」

とも語る氏が科学的事実から読み解く、SNSを通じた人々のインタラクションとは、

コミュニケーションの未来とは。