世界No.1製品をつくるための開発設計プロジェクト指南「量産設計編」第3回

デザインレビューは、

ダントツ性能とダントツコストを満たす図面を、後工程に流すまでに行われる活動、

すなわち、量産設計段階の設計プロセスに組み込まれた体系的な活動です。

そのため、ダントツ目標値の「対応方法」や、お客様のニーズ、

それを踏まえた機能、性能、コストといった「設計目標値」、

その「対応方法」「詳細設計」「安全設計」「品質評価」など、

設計段階の全ての開発課題を対象とします。

つまり、デザインレビューの取り組みは、図面のレベルに大きく影響し、

量産設計段階でのアウトプットを左右するのです。

いわば、設計力とデザインレビューは表裏一体の関係。

デザインレビューの重要性はここにあります。

「設計力とデザインレビューは、どのような関係にあるのか」

「設計プロセス(手順)の中で、デザインレビューはどのように行われるのか」

「デザインレビューでは、何を議論するのか」

「デザインレビューでは、何を準備するのか」