NewsPicksの記事によれば、「最先端のサイエンスでは、
老化を予防することにとどまらず、夢のような『若返り』についても
現実味を帯びてきています。」とのこと。
節制をすることが寿命を延ばすということは、1930年ころから分かっていて
現在も定説です。一方、人間の欲望は千差万別で、
運動もせず食べたいものを食べたいだけ、それも夜中まで食べる一方で、
長生きしたいと願っている人もたくさんいます。
それが、医学の進歩によって、そのような長い間のの不摂生を
キャンセルできるようになりかけています。
なんだか、人間の倫理観というか本質的な価値観も変わりかねない時代が
訪れそうです。努力したものが報われるという時代の終焉です。
もちろん、そのような医学はめちゃくちゃ高価格で提供されるわけで、
高収入者あるいは資産家しか利用できないわけですが、
そもそも高収入になるためにすごく努力したのだから当然でしょ、
という資本主義的意見もありましょうが、ただの強欲にしか見えません。
金持ちは努力しないで寿命を買えるのですから。