埼玉県は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施している

外出や営業の自粛要請について、要請の内容別に、異なる目安を設け

解除の時期を判断する構えだ。

現時点で県が目安として想定しているのは、

(1)新規陽性者数

(2)感染経路が分からない患者の割合

(3)重症者用ベッドの占有率

(4)感染経路

(5)東京都の感染状況−の5項目。

「外出自粛」「営業自粛」「酒類提供時間の制限」の要請別に、

5項目の基準値をそれぞれ設定する方向だ。

このため、要請の内容によって、解除時期が異なってくる可能性が高い。

営業自粛に関しては、要請対象を、さらに細分化し、

(1)博物館や美術館など(2)クラスター(感染者集団)が発生していない劇場や映画館など

(3)感染防止に特段の留意が必要なスポーツジムやナイトクラブ

など−の3グループ別に異なる基準値を設ける。