外食大手すかいらーくホールディングスが、21日発表した2020年1〜3月期の連結決算は、

売上高に当たる売上収益が前年同期比7.6%減の867億円、

純利益は90.8%減の2億4800万円だった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた

外出自粛や時短営業に伴い客足が減り、食材ロスも響いて、収益が大幅に悪化した。

20年12月期業績については、先行きが不透明だとして、当初の増収増益予想を、撤回。

新規出店を、いったん凍結する。新型コロナ収束を前提に、

売上収益は、10〜12月期に、前期の8〜9割程度まで回復するとみているが、

通期では、東日本大震災後に急減した11年12月期の3419億円を、下回る可能性があるという。