その企業の名はニュータニックス。米オラクル、グーグルなどの出身のエンジニア3人が、2009年に創業したばかりの米国のソフトウエア会社だ。
東証は今回、取引系以外の情報系システムの全てのインフラ部分でニュータニックスの採用を決めた。情報系システムの中には新規上場企業の審査情報や、投資家への情報配信など、重要情報を取り扱うシステムも多くある。デスクトップ仮想化システムを皮切りに、3〜5年かけて全ての情報系システムのインフラに広げていく計画だ。
東証の決断の裏には、これまでは富士通などが担当してきたシステムへの不満がある。
#東証がITシステムに初採用した「謎の米ベンチャー企業」の正体(2017/9)
https://ascii.jp/elem/000/001/546/1546864/