殤さんは「侠客みてえななり(ケンちゃん談)」だけども、この世界の侠客とは「名を上げることへの拘り」がある人のことを指すようだから、そういう体面に興味の無い殤さん自体が、その世界で特異な存在だと描いている意図は無くもないと思う

となると、元からそういう行動原理だったのか、何かの契機から心を入れ換えたのかだけど、「俺くらい性根が俗物になると……」と自嘲するあたり、その昔はならず者だった可能性はある