違法ダウンロードの範囲拡大は有効だし、萎縮はないと強弁する文化庁

「実際に摘発されることで萎縮効果が見られるものであり,施行後に萎縮が見られなかったからといって,
萎縮はないとするのはあまりに短絡的」といった意見もあるが,少なくとも,
現時点における法改正による効果の評価としては,摘発の有無・程度も含めた法執行全体として
萎縮があったかで判断すること自体は,不合理ではない。

なお,これは,将来に亘って萎縮効果がないと断言しているわけではなく,
そのような萎縮効果が生じた場合には,適宜必要な検討・措置を行うべきであることは当然である。(p.60)


メモ代わりにパソコンやスマートフォンなどの端末で著作権を侵害した画面を撮影して保存する「スクリーンショット」も、
著作権を侵害していれば違法ダウンロードに含まれる。著作権侵害だと確定的に知っていた場合に限って違法となる