DRAM価格、当初予測より早く上昇に転じるおそれ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1228168.html

市場調査会社TrendForce傘下のDRAMeXchangeは8日(台湾時間)、
想定よりも早い段階でDRAM価格が上昇傾向へ転ずる可能性があると発表した。

 同社では、PCとモバイル、特殊DRAMの第1四半期の契約価格について、
以前の予測の「ほぼ安定」から「わずかに上昇傾向」へと修正。その要因として、
DRAM供給の成長率が限られていることから、バイヤーが保有在庫を増やすために積極的に注文を掛けているためとしている。

 PC向けDRAMは、契約価格についての交渉が現在進行形で行なわれているが、
TrendForceではPC OEMに出荷されるメモリ製品の価格について、横ばいまたはわずかに上昇する可能性が高いと予測。

 PC OEMは、2019年第4四半期で中国からの輸入に対する米国関税の上昇を回避するために、
ノートPC製品の米国市場への出荷を急いだため、2020第1四半期のノートPCの出荷は平年に比べて少なくなると見られているが、
DRAMサプライヤはDRAMの生産量を抑えており、PC OEMはメモリ在庫を増やす必要に迫られているという。


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