新型コロナ、男性の性機能への影響 今わかっていること
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD290US0Z20C21A9000000/

2021年3月に学術誌「Andrology」に発表された研究によると、新型コロナウイルスに感染した男性は、短期間または長期間にわたって勃起不全を患う可能性が6倍弱高くなるという。
他にも複数の研究において、性行為に影響を及ぼす後遺症が報告されている。
例えば、勃起しない、しても維持できない、精巣の損傷、睾丸の痛みや腫れ、オーガズムを得られない、
男性ホルモンの1つであるテストステロン値の低下、メンタル面への影響などの症状が単独または複数現れるという。

精巣と陰茎にウイルスが潜んでいた。彼らの陰茎の組織には確かにウイルスが存在していた。
時期を考えると衝撃的だったとラマサミ氏は言う。最初に感染してから8カ月もたっていたからだ。さらに、陰茎の細い血管の内壁にも損傷が見られた。
「陰茎は体の中で最も血管の多い器官の1つなので、新型コロナの後遺症がある男性に勃起不全が多いことは驚きではありませんでした」とラマサミ氏は言う。