事例 東京都新宿区

地域猫は「住民自治」

新宿区では、平成13年東京都の「飼い主のいない猫との共生モデルプラン事業」
の第一号として認定を受け、地域猫活動を開始。現在では、区の30以上のエリアで
地域猫対策が行われています。
その成果は、新宿区から東京都に引き取られる猫の数にも顕著に現れていて、平成23年度には
成猫が8頭、子猫が22頭。取り組みを始めた10年前の数字に比べて9割以上減少しています。


また、地域猫対策は、町会や住民の関わり方、ボランティアグループの動き方によって
さまざまなので、固定的に捉えずに柔軟に対応することが大事です。現在新宿区には、
「町会×ボランティア×保健所」という基本の組み合わせだけでなく、「複数の町会に
またがるプロジェクト」や「学生ボランティア団体が主体となって行っている
プロジェクト〜早稲田大学のボランティアサークル・都立高校の生徒による
「猫部」の活動」「企業の管理地での対策プロジェクト〜保健所×地域ボランティア×企業」
「繁華街の商店主・従業員が参加する歌舞伎町地域猫の会」など、さまざまなスタイルでの
地域猫活動が行われています。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2806a/pdf/05_01.pdf