官民協働の新たな仕組みづくり

千葉県では「地域猫支援事業」を、不妊虚勢手術への助成という観点で以下の2本立てで進めています。
@県の予算による地域猫の不妊虚勢手術助成(承認された地域猫活動主体からの猫を千葉県動物愛護センターで
無料で手術。執刀は千葉県銃医師会が協力)
A官民協働で設置した「千葉県 人とねこの共生実行委員会」による活動

この「千葉県 人とねこの共生実行委員会」は平成23年に地域猫活動を支援する目的で、千葉県が、
財団法人千葉県動物保護管理協会、公益社団法人千葉県銃医師会とともに設置したもので、委員会には
千葉県の動物愛護推進員や愛護ボランティアも参加しており、委員会を構成するメンバーがそれぞれの役割を
分担しています。特徴的なのは不妊虚勢手術を進めるための活動資金として。協賛企業や団体・個人からの寄付を
受けつけていることです。現在ペットフード会社や県内の関係団体などがこの事業へ寄付を行っています。
地域猫活動への支援のための費用捻出に苦慮している自治体が多い中で、こうした官民協働の新しい仕組みを作ることも
有効なアイデアです。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2806a/pdf/05_01.pdf