青江三奈は、歌唱技術で言えば昭和70年代までが一番良かったと思う。確かに晩年も声量は衰えが少なく、表現力は増していたが声帯が変化して、前のように丁寧に
発声できなくなっていたのは、口を震わせて高音域を歌う姿が物語っている。