2017年のドイツにおける反イスラム主義攻撃の回数は950回以上 2018年3月3日
http://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2018/03/03/2017nian-nodoituniokerufan-isuramuzhu-yi-gong-ji-nohui-shu-ha950hui-yi-shang-922165

2017年にドイツで反イスラム主義による攻撃が少なくとも950回行われた。

とある質問への内務省の回答において、反イスラム主義による攻撃では
たいていモスクやモスク所属のセンターが標的にされていることが強調された。

攻撃で33人が負傷したことが発表され、犯人のほぼ全員が極右主義者で
あることが伝えられた。

攻撃は、モスクに豚の血をかけること、脅迫状を送りつけること、スカーフを
被った女性に襲いかかること、家々やモスクにナチスのシンボルを落書き
すること、インターネットで憎悪の感情による文言をシェアすることなど、
様々な形があり、物的被害は計算に入れられていないことが伝えられた。

ドイツの反イスラム主義による攻撃が、去年(2017年)に初めて記録された
ことから、その前年に関する比較はできないことも強調された。

ムスリム・センター本部のアイマン・マズイェク会長も発表を行い、一部の
攻撃が記録されていないことから、この数値は確実ではないと述べた。

マズイェク会長は、ドイツのムスリムは、日常生活において今や外出を
躊躇うようになっていると述べた。

左翼党のウッラ・イェプケ議員は発表を行い、イスラムへの敵意がドイツで
恒常化することを懸念していると述べた。

イェプケ議員は、「ドイツのための選択肢」党について、

「イスラムへの敵意が今や通りから議会に入り込んでいる。議会に侵入して、
ドイツにおけるムスリムの生活環境を台無しにしようとしている。」との見解を
述べた。

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