新スタジアム 6候補地を議論
11月22日 18時37分
鹿児島市が整備に向けた検討を進めている新しいスタジアムについて、市が設置した協議会は22日会合を開き、鹿児島港「本港区エリア」の県有地など6つの候補地について議論しました。

会合では、新たなスタジアムを整備する候補地について、市が委託したコンサルタント会社が説明を行い、サッカーJ1の試合が行える施設の基準を踏まえたうえで、
北九州市にある「北九州スタジアム」と同じ1万5000人が収容できる規模で、都心部に整備できる場所として6か所が提案されました。

候補地はJR鹿児島駅に近い浜町ゴルフ練習場浜町バス車庫、市が整備したイベント広場「かんまちあ」、鹿児島港の本港区エリアにある商業施設「ドルフィンポート」、その南に位置する「住吉町15番街区」、JR鹿児島中央駅西口です。

協議会の委員はそれぞれの立地の特性や交通アクセス、それに経済面での波及効果を比べながら意見を交わし、スタジアムに商業施設を併設するなど、
複合的な用途の可能性を探ることや、交通渋滞を避けるため公共交通機関を使った交通アクセスの良さが重要だ、などの意見が出ました。

協議会はこれらの意見をもとに来年1月末までに候補地を3か所程度に絞り込み、森市長に検討結果を報告するとしています。

「サッカー等スタジアム整備検討協議会」の井上佳朗会長は「それぞれが知恵を出しながら鹿児島が発展するかどうかをポイントに考えたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181122/5050004963.html