・東北編
▽清河八郎・山形県出身
京・大坂は人にへつらうばかりで意気が上がらず、東方男子の風と異なる。
▽内藤湖南・秋田県出身
まったく今の大阪は暗黒な時代である。檀那衆すなわち今の言葉でいう資本家から大した学問のある人も出来ず、さりとて使用人の方からも大した学者も出ていない。
▽関晃・東北大学名誉教授
帰化人たちは、そのほとんど全部が奈良盆地、大阪平野、京都盆地と、その周辺地域である播磨平野、紀ノ川流域、近江盆地あたりに根をおろしたといってよい。
▽松村博文・札幌医科大学教授
畿内人と朝鮮半島の人々は北方アジア的な寒冷地適応型の体の特徴を持っている。沖縄とアイヌの人は似ている。それから東北人はアイヌに近い特徴を示す。
▽熊谷公男・東北学院大学教授
河内国が列島随一の渡来人の集住地域であったことはよく知られている。

・外国人編
▼ルイス・フロイス (ポルトガルの宣教師、16世紀)
『大阪近辺の上方武士の戦争は馬から下りて戦う(笑)』
▼ウィリアム・ウィリス(英国人医師、19世紀)
『大坂は世界で一番面白くない都市』
▼イギリス軍(アーロン収容所、20世紀)
『弱兵の京都安兵団には家畜飼料でも食わせておけ!』
▼高権三(韓国済州島出身の歴史学者、20世紀)
『大阪の浪波子には朝鮮の人の血を受けていないものは、殆どない』
▼レヴィン(ロシアの人類学者、20世紀)
『「アイヌ系」は縄文人の古い特徴を受け継ぎ、近畿に多い「朝鮮系」は弥生以降の渡来人の新しい特徴を持つ』