物流団地の分譲率94.6% 北九州市のマリナクロス新門司 陸・海の結節点人気、完売へ!!!  
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 敷地の売れ行きが好調な北九州市の物流団地「マリナクロス新門司」(門司区、約140ヘクタール)の完売が
間近に迫ってきた。本年度の売却見込み分を含め、分譲率は94・6%(借地8・6ヘクタールを含む)に達する。
インターネット通販の増加や、長距離トラック運転手の人手不足に伴い、輸送手段をフェリーに切り替える動き
などが活発化。陸・海の結節点としての同団地に注目が集まっているためだ。その結果、分譲面積は15年度
1・5ヘクタール、16年度0・3ヘクタールで、17年度は9・4ヘクタールなどと急増。18年度も、輸入品を倉庫で
預かって小売店へ配送する地元の運送業者に1・2ヘクタールを売却することが既に決定した。内定済みの
ほかの3件を含めると本年度は4・5ヘクタールに達し、好調が続いている。参入企業は100社を超えた。
 団地内の新門司港では、関西を結ぶ名門大洋フェリーなど3社がフェリーを運航。16年の東九州自動車道の
開通も追い風となった。市港湾空港局は「景気が良く投資しやすい環境が続けば、19年度にも完売の可能性が
ある」とみている。さらに購入希望があれば、周辺の民間用地を紹介するほかないという。