【群馬】

出生数1万3279人、過去最少更新 死亡最多で進む自然減

県内で2017年に生まれた子どもの数は13279人、1948年の調査開始以来、過去最少を更新したことが厚生労働省の人口動態統計概況(概数)で分かった。
死亡数は戦後最多を記録、出生数から死亡数を引いた減少幅は9360人と過去最大になり、自然減が進んでいる。

出生数は前年より382人減。人口千人当たりの出生数を示す「出生率」は6.9で過去最少となった。女性一人が一生のうちに産む子どもの数を推定する「合計特殊出生率」は1.47で、前年から0.1ポイント減ったが、全国平均の1.43を上回った。
県内の合計特殊出生率は2004年に1.35と過去最少を記録し、その後、わずかに回復したが、今回、二年連続で減少した。

 死亡数は前年比460人増の2万2585人。
自然減の幅は前年より842人広がった。