中国、2017年の出生数は前年割れ 
新生児は1758万人、「2人目」50%超

中国の国家衛生健康委員会が6月中旬に発表した「2017年健康事業発展統計公報」(公報)で、2017年の新生児出生数は1758万人で、2016年の一人っ子政策廃止以来2年目にして、“二人目”が50%を超えたことが分かった。
2016年1月“全面二孩政策”二人っ子政策が正式に導入された。
2017年の全国新出生嬰児数は1758万人、二人目の比率は51%である。
その1年前、2016年の新出生嬰児は1846万人、合計特殊出生率は1.7を超えた。これは2013年に比べ200万人増加している。
そして二人目の比率は45%だった。
2017年は、二人目比率は45%から51%へ増加した。
しかし総出生数は1846万人から1758万人へ88万人、5%減少している。
2017年の出生数が88万人減少した原因は、
第一子出生の減少にある。直近の結婚数を調べてみよう。

2014年 1306万7000組 2.98%減(前年比、以下同)
2015年 1224万7000組 6.3%減
2016年 1132万9000組 7.5%減

どんどん減っている。
第一子減少の直接的な理由に違いない