映画『峠 最後のサムライ』

長岡藩の映画化か
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河井継之助の生涯映画化 長岡など新潟県内で大半撮影

越後長岡藩の筆頭家老に抜擢される、“知られざる偉人”河井継之助を演じるのは、言わずと知れた日本映画を代表する俳優・役所広司。
『蜩ノ記』に続き2本目の小泉監督作品となる本作では、自分の命を顧みず妻を、仲間を、そして国を守ろうとする継之助を魅力的に演じ、「サムライ」としての生き方を体現してみせます。
これまで数々の偉人を演じてきた役所さんが継之助をどう演じきるのか、ご期待ください。

その継之助をいかなる時も信じ、支え続けた妻おすがには、『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(09)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、数々のテレビ・映画・舞台で活躍を続ける女優・松たか子。
継之助を最後まで想い続けた、その夫婦愛も本作の見どころとなります。

継之助の父・代右衛門は田中泯。母・お貞には香川京子。継之助の良き相談相手となる小山良運に佐々木蔵之介、良運の息子、正太郎は坂東龍汰。
従者の松蔵に永山絢斗、なじみの娘、むつに芳根京子、継之助と生死を共にする川島億次郎に榎木孝明、
側近の花輪求馬に渡辺大。幕府軍松平定敬に矢島健一、継之助に戦争の虚しさを思い知らせる
老人に山本學、月泉和尚には井川比佐志。徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に東出昌大、敵対する官軍の岩村精一郎には吉岡秀隆。

そして、継之助を重用した前藩主・牧野忠恭(雪堂)には、日本映画界・演劇界における長年の功績により文化勲章など数々の賞を受賞、まさに日本が誇る名優・仲代達矢。
主宰する無名塾から、役所広司をはじめ第一線で活躍する俳優たちを輩出、自身も今なお、舞台に立ち、
映画でも主演を務めるなど、精力的に活動を続ける大御所が『雨上がる』以来の小泉組に参加します。

金沢なんて高嶺の花だよな(爆笑)