新日鉄住金、プラスチック再生300万トン達成
https://www.sankeibiz.jp/business/news/181127/bsc1811270500004-n1.htm
新日鉄住金は26日、製鉄所のコークス炉で累計300万トンのプラスチックのリサイクルを達成した
と発表した。約960万トンの二酸化炭素(CO2)の削減効果があると説明している。コークス炉は
石炭を蒸し焼きにし、製鉄に必要なコークスを製造する設備で、これにプラスチックを投入する。
熱分解されてできた油は化学原料になるほか、ガスは発電に使われ、コークスは鉄の原料になるなど、
ほぼ100%を有効に利用しているという。製鉄所別では、君津(千葉県君津市)が114万トンで
最も多い。名古屋(愛知県東海市)が57万トン、
八幡(北九州市)が53万トン、大分(大分市)が39万トン、室蘭(北海道室蘭市)が37万トンと続いた。