若松区民の小倉・北九州空港方面へのアクセス時間短縮の大きな経済効果がありましたね!
若戸大橋・トンネル無料化4ヵ月 洞海湾ルート分散化 通行1割増、1日5万1000台 北九州市調査 [福岡県]
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/502492/
 北九州市若松区と戸畑区を結び昨年12月に無料化された若戸大橋・若戸トンネルについて、市が
交通量調査を実施したところ、1日当たりの交通量推計値が無料化前から1割強増え約5万千台(年平均
)となった。洞海湾の南側の国道3号線などを使っていた人たちが、無料化により、国道199号や
若戸大橋などに流れ、交通ルートの分散が進んでいる結果だ。市によると、通行台数を数える調査を
したのは2月14日午前7時からの半日。その数値と有料時の実績から推計すると、この日の24時間
交通量は5万6110台となり、そのうち橋6割、トンネル4割の比率だった。1年前と比べると
10・8%の増。特定の時間帯による違いは見られず、全体的に交通量が伸びたと分析している。さら
にこのデータを使うと、年平均値は1日当たり約5万千台となり、無料化前実績の約4万5千台から約
6千台の増加となった。無料化前は約6900台増えるとみていた。一方で同日、周辺地域の交通量も
調査。それによると、八幡西区皇后崎の国道3号線などで交通量が減っていた一方で、若戸大橋・
若戸トンネルにつながる若松区内の国道199号などで増えていた。市は「想定内の増加。無料化の
プラス面も出ている。若松区の市街地活性化や新たな企業進出に期待したい」としている。
=2019/04/14付 西日本新聞朝刊=