知事 NGT以外のPRを活発に
04月24日 11時51分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190424/1030007558.html
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花角知事は記者会見で、ことし秋の「国民文化祭」について、スペシャルサポーターの契約の更新を保留しているNGT48以外の別のPR手法を活発にしていく方針を示しました。

NGT48をめぐっては、メンバーの山口真帆さんの自宅にファンが押しかけたことを受けた運営会社「AKS」の対応に批判が出ていて、今月21日には山口さんが公演で「ここにはアイドルができる場所がなくなってしまった」と述べて来月で卒業する考えを明らかにしました。

花角知事は24日の記者会見で、更新を保留しているNGT48とのことし秋の「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」のスペシャルサポーターの契約について、
「山口さんが卒業すると承知しているが、事態がまた動いたので、引き続きもう少し推移を見守りたい」と述べました。

そのうえで、「今はNGT48以外のいろんな効果的な方法を考えていきたい。SNSを活用した方法として、有名ブロガーを使ったらどうかと県庁内部でディスカッションをしている。いずれ次々と手をつけていく」と述べ、
NGT48以外の別のPR手法を活発にしていく方針を示しました。

NGT48の起用をめぐっては、ことし1月から今月まで県に3000件の意見が寄せられ、否定的なものが多いということで、
花角知事は、文化祭の開催まで150日を切り問題が収束しない中、NGT48を活用できない場合に備えた新たな方針を打ち出したものとみられます。