金沢港にクイーン・エリザベス初入港
2019年4月23日 19:41
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44103250T20C19A4LB0000/

金沢市の金沢港に23日、世界的に有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」(定員2081人)が初めて入港した。国内外からの多くのクルーズ客が港で出迎えを受け、金沢市内の観光を楽しんだ。
全長294メートル、総トン数9万901トンの大型客船の迫力に市民らも歓声を上げた。

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船内で歓迎セレモニーで花束を受け取るクイーン・エリザベスの船員ら

同日、石川県などが歓迎セレモニーを開催。船内を見学した谷本正憲知事は「重厚感や雰囲気で他の船を圧倒している。金沢港の格が高まる」と意義を強調した。

同船は19日に横浜港を出て日本海側の主要港を巡り、韓国の釜山、九州を経由して28日に横浜に戻る。金沢港には今年50本超のクルーズ船が寄港する予定で、クイーン・エリザベスは来年にも2回の入港が決まっている。

県はクルーズ船の寄港拡大に対応し、クルーズ客向けのターミナル施設の整備や岸壁の掘り下げを進めている。