観光客が多く訪れる都道府県は?延べ宿泊者数の都道府県ランキング(2018年) | にいがたの地域活性化を応援するブログ
2019-08-22
https://blog.rcn.or.jp/guests-number-2018/

新潟経済社会リサーチセンターの江口知章です。

先日、外国人旅行者が多く訪れる都道府県についてご紹介いたしましたので、本日は日本人を含めた宿泊者数全体の動向(2018年)について、お知らせいたします。

なお、2017年の結果については、「どこが多い!都道府県別にみた延べ宿泊者数ランキング(2017年)」をご覧下さい。

※日帰りを含めた観光客の動向をその目的も加味して正確にとらえることは難しいことから、今回は、宿泊施設に宿泊した人数である「延べ宿泊者数」を観光客に置き換えて把握することにします。

延べ宿泊者数(2018年)

宿泊者数の動向については、観光庁『宿泊旅行統計調査(年の確定値)』を活用しながら、確認していきます。

まず、全国の「延べ宿泊者数」(2018年)をみると、前年比5.6%増の約5億3,800万人泊となり、調査開始以来、最も多い宿泊者数となりました。
このうち、日本人延べ宿泊者数は前年比3.2%増の4億4,373万人泊、外国人延べ宿泊者数は同18.3%増の9,428万人泊でした。ともに過去最高の人数です。
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なお、延べ宿泊者数に占める外国人の割合をみると、年々、上昇を続けており、2018年は17.5%に達しています。
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一方、私たちが住む新潟県の「延べ宿泊者数」(2018年)は前年比4.2%減の約977万人泊となり、3年連続で前年を下回りました。

2011年を基準にすると、年によって上下していますが、全国が概ね増加傾向で推移しているのに対して、新潟県はほぼ横ばいにとどまっています。

(略)