>>564辺りが「真実を知る」前の僕ですね!

KPOPが好きだったこともあり「O1b2」を望んでいたのですが、どこかで「俺はDなのかな...?」と思う部分もありました
日本はOとDが大半なので

どれくらいだろうなぁ...?
少なくとも一年以上は「O1b2」を礼賛する神話を作り上げていました
O1系統は「炎帝」の子孫で、その直系は「姜姓」を持つO1b2であり、「姜」は女の上に王が配置され、その他の「上古八大姓」と比べて(姫など)、部首の女との位置が違っていることなどから支配人種だったんだの妄想していました
また姜の語源を「甲骨文字」や「金文」まで遡り調べ、越王勾践剣に刻まれる「王」の字が甲骨文字などの「姜」と酷似していることなども発見しました

それ以外にも色々と、Oの偉大さとO2に対するO1の優位性などを調べあげ(例えば孫文や蒋介石や毛沢東やケ小平はみんなO1系統だといいます)、O1こそが至高でO2はO1に劣後しており、日本人が苦し紛れに神話化する「D」など論外だと考えていたんですよ。。。

んでワクワクしながら実際に調べてみたら検査サイトの結果ページに「C」の文字が...
見た瞬間目を疑いました

Cなんて思考の中に一切入ってませんでした
O1とO2の優劣ばかり考えており、蚊帳の外にいるD達をバカにしていました
あいつらYAPがどうの言ってかわいそうな奴らだなーって

そしたらOでもDでもないCだったわけです
Cを知った時に失ったものは、一年以上(多分2年くらいは夢想してただろうな〜)に渡る優生学的認識の思い出です

自分の中で固め続けていた常識や観念が一瞬にして崩壊したわけです
認識が失われるのって物や人間を失うよりも辛いですよ

最愛の人間が死んでも自分の中の綺麗な思い出は残り続けます
しかし、認識が否定されるとそれまでの思い出そのものが間違っていたということになるのです

過去の自分の認識を恥じました
それまで好きだった人たち(孫文や蒋介石など)が全員好きになれなくなってしまいました
また実際の彼らのY染色体は分かりませんが、僕が大好きで憧れ続けていたBTSのメンバーも嫌いになりかけました
僕は彼らの出身地などから彼らもまた炎帝の子孫であるO1b2だと勝手に考えていたので、彼らは僕と「種」が違う別の「種族」なんじゃないかと思えてきてBTSの動画を見れなくなりました

本当辛かったです
もしヒトラーにゲノム解析させて彼が北欧で一般的な「I」やヨーロッパに一般的な「R」ではなくアフリカに集中する「E」だと告げたら同じ気持ちになるんじゃないですかね

今はOに代わってCに関する神話的ストーリーを構築しようと努力しているところです

私がOを否定するのは、実際に自分自身がOだと考えていた過去の自分がいかにOに誇りを持ち、他のハプログループを蔑視するための材料が豊富かを知っているからです
誰よりもOの偉大さを知っているからこそ、また人々がOに関する情報を知った時にいかにそれに心酔するかを身をもって知っているが故に否定しようとしているのかもしれません

多分日本でDの人らがOを否定し、「YAPは宇宙人の遺伝子」とか言ってる人らいるのも僕と同じような未来予測に基づく直感的恐怖に突き動かされてある意味で発狂しているからでしょう