金沢のホテル過剰懸念 政投銀、21年の稼働率69%予測

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日本政策投資銀行北陸支店は18日、金沢市内で開発ラッシュが続くホテルの需給動向に関するリポートを発表した。

2016年末に8000室程度だった客室数が19年には1万室を超えると予測。21年には金沢市内の年間宿泊客が現状より2割超多い346万人に増える一方、

客室稼働率は6ポイント低下し69%に落ち込むとの見通しを示した。

政投銀によると20年までに金沢で新設計画中のホテルは18施設2500室程度にのぼる。

同支店は「訪日外国人を中心に宿泊客の伸びが期待できるが、それ以上に供給量が多い」と指摘。

建物だけで370億円に及ぶ投資規模についても「過大投資という見方ができる」とした。

また市内の中心部に多いビジネスタイプのホテルは十分な駐車スペースがなく、観光バスやタクシーが大通りに集中して渋滞を招く可能性にも言及。

同支店は「街並みとの調和など、地域のニーズに合わせた競争が必要」としている

投資ビジネスは必ず終焉を迎える

鬼怒川、清里、湯沢、を見てるようだ。