【世界から一流研究者が殺到する
沖縄科学技術大学院大学が急成長を遂げた秘密】

OISTは2011年の設立、初代の機構長は、
2002年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
シドニー・ブレナー博士が務めた。

OISTの設立は8年前。今、急成長を遂げており、アカデミアの世界では脚光を浴びている私立大学だ。
2019年6月にはイギリスのシュプリンガー・ネイチャー社が発表した質の高い論文の割合が高い研究機関ランキングで東京大学の40位を上回る日本トップの9位にも選出された。
同大学院広報は「こういったランキングが出たことで、対外的にOISTの成功をアピールする指標が得られたと思っています」と話す。

【oist急成長支える潤沢な研究資金】
OISTが設立からたった8年でここまでの成功を納めた理由は、なんといってもその豊富な資金力にある。
予算の大部分は、沖縄科学技術大学院大学学園法によって定められた補助金によるものだ。

この潤沢な資金を武器に、OISTは創設時から
世界トップレベルの研究機関を目指してきた。

在籍する研究者は74人。うち、外国人は44名。
出身国は15カ国以上にのぼる。

OISTではこうした世界的に著名な研究者や最先端分野の研究者の招聘(しょうへい)、大学への設備投資を進めてきた。この補助金は研究費としても利用されている。

2018年度は、大学の運営費や研究費など含めた約200億円が補助金で賄われた。
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住居棟
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