売上高半減、経常赤字に 大和
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大和(金沢市)が発表した2020年3〜5月期の連結決算は売上高が前年同期比52・7%減の51億1200万円で、営業損益と経常損益、純損益の全てで赤字となった。
各損益が赤字となるのはリーマン・ショック後の2009年以来。新型コロナの影響で香林坊、富山両店を休業したことが響いた。

新型コロナの感染拡大に伴う休業要請などを受け香林坊店は4月14日から富山店は同17日から地下の食品売り場を除いてそれぞれ休業し
両館とも同27日〜5月17日まで全館を休業とした。休館日は香林坊店が34日間、富山店が31日間となった。

店舗別の売上高は香林坊店が前年同期比52・0%減の25億900万円、富山店は41・6%減の23億7800万円で両店の合計は47・5%減の48億8700万円となった。
商品別でみると、主力の衣料品が46・3%減の16億6500万円、食料品が44・0%減の13億2200万円だった。
香林坊大和では新型コロナの影響を受け集客力の高い全国うまいもの大会、北海道物産展を開催できなかったことも響いた。