新潟県人口220万人割れ 戦後初
10月推計 減少が加速

新潟県の10月1日時点の推計人口が戦後初めて220万人を割り込む見通しとなったことが28日、複数の県関係者への取材で分かった。
本県は近年、年間約2万人ずつ人口が減少しており、全国的にも減り幅が大きい。県や市町村は人口減少問題を優先課題と位置付けて対策を講じてきたが、歯止めが掛かっていない状況があらためて鮮明になった。

 県の推計人口は毎月1千〜2千人ずつ減っている。220万1199人だった今年9月1日時点の県人口から1カ月間で1200人以上減り、220万人をわずかに下回った模様だ。10月1日時点の正式な推計人口は30日に県が発表する。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20201029577816.html