「巫女のくせに何だ」自民・大西氏がまた失言 「誘って札幌の夜に説得をしようと…」とも 
2016.3.24 16:04
http://www.sankei.com/politics/news/160324/plt1603240034-n1.html

 自民党の大西英男衆院議員は24日、所属する細田派の総会で、衆院北海道5区
補欠選挙(4月24日投開票)で自民党公認候補への支援を依頼した巫女(みこ)が
「自民党は好きじゃない」と語っていたことを紹介し、「巫女のくせに何だと思った」と
いちゃもんをつけた。さらに、「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」などと
際どい発言も連発した。

 冒頭、司会でマイクを握った大西氏は、補選の応援で自身も札幌入りしたことに触れ、
「私は神社関係を中心に回ったが、私の世話を焼いた巫女さんが20歳くらいだった。
投票が初めてだということだから、ひとつ口説いてやろうと思った」とも述べた。

 補選での支援を求める意味だったようだが、男女間の交際ともとれる言い回しに、
同僚議員からも「センスがない」とため息が漏れた。

 大西氏は昨年6月にも、報道機関への圧力ともとれる発言で党執行部から厳重注意処分を
受けている。派閥会長の細田博之幹事長代行は総会のあいさつで、「ちょっとハラハラしながら
(大西氏の話を)聞いていた。言動に十分に注意して、本務に精励していただきたい」とたしなめた。