人類の進歩のためにおこなっているいる闘争、という文言に「ソ連を先頭とする」文字が消える。
ソ連共産党とケンカし、親ソ分派とも論争中、
同様に、毛沢東とケンカし、親中分派とも争ってる真っ最中だから、当然の変更であるが。

これを受けて、76年の自由と民主主義の宣言で、以下のようなフレーズが登場し、04年綱領に至る。
>市民的政治的自由の分野では、
>社会主義の勝利を「完全な民主主義」とむすびつけたマルクス、エンゲルス、レーニンの見通しは、
>すでに現実のものとなったとはいえない状態があるし、
>また、「民族の自由」の問題についても、チェコスロバキア事件など、
>「社会主義」の名による民族主権の侵犯がおこなわれていることば、冷厳な歴史的事実である。

>ここには、その国の発展の歴史的条件の反映にとどまらずに、
>スターリンの乱暴な法秩序侵犯や、
>あれこれの社会主義国の側からわが国の革命運動にくわえられた一連の大国主義的干渉にみられるように、
>科学的社会主義の原則的立場から逸脱した、社会主義国の党や政府の指導部の誤りが、重要な役割を果たしていることも、
>正しく指摘されなければならない。