ついに18歳の選挙参加は有害だと言い放った

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 また、安倍自民党は「保育・教育無償化」を掲げ、その財源に消費増税の増収分を充てると言い出した。この方針だって国会で一度も議論していない。対する希望も「花粉症ゼロ」など思いつきのような公約を掲げる。自民も希望も聞こえのいい政策を並べ立てるだけの人気の奪い合い。今後の国政を左右する総選挙が、単なる人気投票に成り果てている。
 今回は選挙権年齢「18歳以上」への引き下げ後、初の衆院選だ。主要政党が人気取りに明け暮れていると、若い人たちに「希望は名前がいい」「立憲民主は堅い」などと、単なる名前のイメージだけで投票先を選ぶような悪影響を及ぼしかねない。こんな人気投票だと、政権選択選挙の重要な意味が、若い世代に伝わらないのではないかと不安になる。